大会当日

予選突破というささやかな願いを抱えつつ俺たちは三鷹の公民館と名のつく施設に向かっていた。この日はどうやら関東チャンピオンシップというのは間違いない。


俺の遅刻のせいで会場に着いたのはぎりぎりになってしまっていた。会場を見渡すと知っている顔や知らない顔がみちみちていた。なぜか遊戯王を辞めたはずのギヌロが来ていたのには驚いた。数合わせ?あっそう。


デッキシート記入やら開会式やら必要事項を一通りこなすとそろそろ一回戦が始まりそうだった。
一応リーダーのいちてるはAirガジェ…だったっけ?シャリンも確かAirガジェだったよーな。俺もAirガジェ…ではなくただのキメラだ。


一応結果でも書いとく。

一回戦

相手のデッキシート記入ミスによって不戦勝。君は何しにここに来たんだ。とは言わずありがたく勝利を頂戴しておいた。

二回戦

×○○

キメラは勝つときは勝つ。負けるときは負ける。

三回戦

××

メインからキメラメタですと?結局相手のデッキは分からなかった。ただエネコンの印象だけは強かった。負けた原因の主たるものはそれだったし。

四回戦

○×○

ワンキラー同士の対戦は引き勝負だろう。つまりは俺のが引き強かったようだな。

五回戦 フレンチ

○○

バーン相手に中華鍋が火を吹いた。そりゃ12000も回復すれば負ける気がしない。

六回戦

×○×

第二戦、そのとき事件は起きた。俺の手札にはデビフラが待機していてそろそろ札が揃いそうでもあった。ところが相手はエクスチェンジを発動させ俺の手札のデビフラを奪い取る。代わりに氷帝メビウスを擦り付けて。
相手はすかさずそのデビフラをこちらに向けておいた。俺のフィールド上には何も存在していなかったのでその時点では負けを確信していた。
しかし相手は墓地のカードを裏向きにしてその凶悪な機械族モンスターの隣に置いた。
「サイバーツイン」と言いながら相手は裏向きにしたそれの上に人差し指を置いて上下運動を試みている。
「えっ?」と俺。
正直この日一番のボケを垣間見た。笑いの波が怒涛のように襲ってきた。だがそこは笑いを堪えながら
「それは無理でしょう」
「融合デッキを忘れたんですよ」
食い下がるのか?この状況を。それともボケてるのか?もしかしてわざと?
「無理でしょ」
もう一回言うとさすがに諦めたようだ。というか融合デッキ一枚も持ってきてないってなんつうやる気のなさだ。それに負けた俺は萎えるしかないぞ。


結局俺たちは予選突破にかすりもしなかった。終了後にいちてる、きぶん、シャリン、俺の大学生カルテットで某中華料理店に飯を食いに行くこととなった。話題に困ることはなかった。この記事を読んだのなら簡単に予想できるだろう。



posted by 右京 | 遊戯王・大会レポ
blog comments powered by Disqus
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。